アルカにおけるプロトタイプ達の社会組織。 　
ソ連ならばヴォルクグラード人民学園、ドイツならばシュネーヴァルト学園の校舎を中心とした学園都市で、授業以外の衣食住、立法・行政・司法・軍事など、全てをプロトタイプの生徒達が自主的にまかない、生活している。 　
各校の教員は本国の人間であり、万が一の有事に備えて本校の近い場所にそれぞれの学園の本国の部隊が駐屯している。 　
他にも日本系の和州学園、イギリス系のブリタニカ学園、アメリカ系のガーランドハイスクール等が存在する。

1800年代の末、地球に落下した巨大隕石によって発生した世界規模の大災害と、それに端を発して十五年以上続いた紛争の名称。 　
なおアポカリプス・ナウとは、『現代の黙示録』を意味している。

アポカリプス・ナウ後にグレン&グレンダ社によって作り出された人造人間。
人間と大差無い能力及び機能を有しており、殆ど人間と言っても差し支えない存在だが、稀にマナ・クリスタルとの親和性を持つ個体が現れ、ヴァルキリーとなる場合がある。

オーストラリア大陸全体を使用して作られた、巨大な永久戦争地帯。
この場所で各国は代理勢力である学園同士を戦わせ、本国同士の問題を戦闘の勝敗によって解決するシステムを用いている。

マナ・クリスタルとの親和性を持ったプロトタイプがヴァルキリーローブと呼ばれる特殊戦闘服をまとって変身した姿。 　
単独での飛行能力と防御結界マナ・フィールドが展開可能になり、文字通り一騎当千の戦力となる存在である。それ故にアルカの各校ではヴァルキリー保有数にある程度の上限が設けられている。 　
ローブには自己修復機能が備わっており、ある程度ならば破損しても一定時間で再生する。 　
通常兵器に対して圧倒的な優位性を誇るものの物量や戦術の前には敗退する場合も少なくない。

隕石内に含まれていた未知の鉱石。 　
この鉱石を加工したマナ・クリスタルを用いることで、ヴァルキリーはローブを纏うことが可能となる。

現在、世界を事実的に統治している巨大多国籍企業。 　
アルカの創設者ヨハン・クリズウェルをCEOとして『ビニールテープから核兵器まで』というキャッチコピーを掲げ、家庭用品・自動車・兵器まであらゆる製品を製造・販売している。